【Numbers】時間の計算 タイムカード式【その1】
その1[LINK]
その2[LINK]
その3[LINK]
その4[LINK]
その4+[LINK]
最終回[LINK]
を見てください。
iworkの関数一覧はこちら[LINK]
15分単位で集計する場合のヒントはこちら[LINK]
Numbersのカレンダー[LINK]の続きです。
タイムカード形式の時間の計算をしてみましょう。
Numbersのバージョンは09です。
上の画像を見てください。
Numbersの時間の計算にはちょっとクセがあって
エクセルユーザーにはかなり違和感があるかもしれません。
【1】引算
=C8-C7
って形式で特に何も考えずに
セルの書式設定も一緒に変更されます。これは問題ないですね。
【2】足し算
足し算自体は出来てるのですが
上の引算の時とはセルの書式が異なっています。
【3】引算の結果からさらに引算する
と
エラーになってしまいます。
タイムカード式の計算を考えていますので
『休憩時間』を引く事がこのままでは出来ない事になります。
細かい計算でエラーが出るようなので
TIMEVALUE 関数を利用して計算します。
このTIMEVALUEは
TIMEVALUE 関数は、指定された日付/時刻値またはテキスト文字列の時刻を、24 時間を 1 とする小数で返します。
0:00が0 12:00が0.5 24:00が1
となります。
【1】1時間のTIMEVALUE
1:00のTIMEVALUEは『0.0416666666667』となります。
これは
=1÷24時間ですね
【2】TIMEVALUE値を時間に変更します。
TIMEVALUEの値を/0.041666666667で時間表示になりますね。
【3】ROUND関数を足して小数点以下2位で四捨五入します。
【1】で得た1時間のTIMEVALUEの値が割り切れない数値なので
四捨五入して値を整形します。
【4】TIMEVALUE値として引算をします。
【5】TIMEVALUE値は24:00に対してエラーを返しますので
24:00だった1にする
IF文を付け加えます。
※TIMEVALUEの値は24:00を許容しませんこれが時間計算をややこしくしています。
タイムカード計算を目的としていますので
『勤務時間は15分単位を基準』としました。
今回のサンプルでは『15分刻み』で時間計算する
そんな訳ですので
『0.0104166666666667』
で割っています
これは
『TIMEVALUE("0:15")』
って事です。
分で計算するなら
必要無い計算です。
また
10分刻みで計算する歯場合
TIMEVALUE("0:10")
の戻り値である
0.00694444444444444
を使えば良い事になります。
numbersのタイムカードらしくなりました。
後は『残業』と『深夜』の計算になります。
続く
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