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【Numbers】時間の計算 タイムカード式【その1】

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その2[LINK]OpenNewWindow
その3[LINK]OpenNewWindow
その4[LINK]OpenNewWindow
その4+[LINK]OpenNewWindow
最終回[LINK]OpenNewWindow
を見てください。
iworkの関数一覧はこちら[LINK]OpenNewWindow

15分単位で集計する場合のヒントはこちら[LINK]OpenNewWindow

Numbersのカレンダー[LINK]OpenNewWindowの続きです。

タイムカード形式の時間の計算をしてみましょう。

Numbersのバージョンは09です。
 

528x404_numbers_03

「TIME.zip」をダウンロードNumbersdocument_2

上の画像を見てください。
Numbersの時間の計算にはちょっとクセがあって
エクセルユーザーにはかなり違和感があるかもしれません。

【1】引算
=C8-C7
って形式で特に何も考えずに
セルの書式設定も一緒に変更されます。これは問題ないですね。

【2】足し算
足し算自体は出来てるのですが
上の引算の時とはセルの書式が異なっています。

【3】引算の結果からさらに引算する

エラーになってしまいます。

タイムカード式の計算を考えていますので
『休憩時間』を引く事がこのままでは出来ない事になります。

 

596x624_numbers_01

「TIMEVALUE.zip」をダウンロードNumbersdocument_2


細かい計算でエラーが出るようなので
TIMEVALUE 関数を利用して計算します。

このTIMEVALUEは
TIMEVALUE 関数は、指定された日付/時刻値またはテキスト文字列の時刻を、24 時間を 1 とする小数で返します。

0:00が0 12:00が0.5 24:00が1
となります。

【1】1時間のTIMEVALUE
1:00のTIMEVALUEは『0.0416666666667』となります。
これは
=1÷24時間ですね

【2】TIMEVALUE値を時間に変更します。
TIMEVALUEの値を/0.041666666667で時間表示になりますね。

【3】ROUND関数を足して小数点以下2位で四捨五入します。
【1】で得た1時間のTIMEVALUEの値が割り切れない数値なので
四捨五入して値を整形します。

【4】TIMEVALUE値として引算をします。

【5】TIMEVALUE値は24:00に対してエラーを返しますので
24:00だった1にする
IF文を付け加えます。

※TIMEVALUEの値は24:00を許容しませんこれが時間計算をややこしくしています。


 

タイムカード計算を目的としていますので
『勤務時間は15分単位を基準』としました。

今回のサンプルでは『15分刻み』で時間計算する
そんな訳ですので

『0.0104166666666667』

で割っています

これは

『TIMEVALUE("0:15")』

って事です。

分で計算するなら
必要無い計算です。

また
10分刻みで計算する歯場合

TIMEVALUE("0:10")

の戻り値である

0.00694444444444444

を使えば良い事になります。


 

420x294_numbers_01


「calendar2.zip」をダウンロードNumbersdocument_2

numbersのタイムカードらしくなりました。

後は『残業』と『深夜』の計算になります。
続く

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