【Numbers】カレンダー 【その3】
Numbersのカレンダーサンプルです。
万年カレンダーに『年間週番号』を追加します。
先に作ったカレンダー[LINK]を元にしています。
週番号はGoogleのカレンダーなんかでも
確認できます。[LINK]
ファイルはこちら
「calendar_v3.numbers.zip」をダウンロード
ポイントは2点
■週番号を求める
WEEKNUM($C$8&"/"&$C$9&"/"&C38)
■前の日の週番号と比べて表示
MAX(E10:E37),
↑
これはわざわざ難しくやっていて
if(曜日="日曜日",週番号を表示,"")
の方が簡単ですね。
先のタイムカード計算[LINK]の時に
ポイントって言うか、なぜこんなに時間計算が変な事になるんでしょ。
Excelに目を向けてみても
Macintosh 版 Excel と Windows 版 Excel では、既定の日付システムが異なります。
と書きましたが
困った事に違うんですよ
もちろんNumbersとも違う
Macintosh版のエクセルのヘルプファイルに以下のような記述があります。
----ここから
Macintosh 版 Excel では、日付はシリアル値として連続番号で格納され、計算されます。
既定では、1904 年 1 月 2 日のシリアル値は 1、
2008 年 1 月 1 日のシリアル値は 37986 (1904 年 1 月 2 日の 37,985 日後) となっています。Windows 版 Excel では、既定として 1900 年日付システムが使用されています。
---ここまで
Windows版のエクセルはこの[LINK]ようになっています。
Windows版のエクセルは1900年1月1日を『1』とします
一方Macintosh版のエクセルは
1904 年 1 月 2 日を『1』として
日付を管理しています。
試しにMacintosh版のエクセルをお持ちでしたら
2010/01/01
と
入力した場合
と
1900/01/01
の
違いを見てもらえれば良いと思います。
2010/01/01→日付として認識
1900/01/01→文字列として認識
します。
ちなみに時刻はNumbersで言うTIMEVALUE値になります。
12:00→0.5 18:00→0.75
エクセルの日付時刻はこの
『日付のシリアル値』+『時刻のTIMEVALUE値』の組み合わせ
で
表されている訳ですね。
で
Macintoshユーザーで日付を扱うシートを作る時に
注意すべき点が
このWindows版とMac版で『日付のシリアル値』が違う点です。
=NOW()で返される日付のシリアル値が違う事ね
普通にカレンダー程度なら問題ありませんが
=NOW()の値を元に計算させるような場面では
答えに違いが出る可能性があります(まぁ普通は大丈夫です)
一方Numbersは
『必ず日付時刻形式』で時間を持つ
か
『テキスト』として時間を持ちます。
まぁ
テキストの場面は問題ないとして
日付時刻形式の場合は
このように『時刻』だけの入力でも
Numbersの内部では『日付』も持っています。
これをうっかり計算するので
思ったような答えにならなくて苦労する事があるかも?しれません。
エクセルユーザーが陥りやすい所ですので
覚えておきたいですね。
逆に『文字列として表示させたい場合』は
セルのフォーマットを
『テキスト』にすれば良いですね
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