« [AppleScript]htmlentities変換【Jedit版】 | トップページ | [QuickLook]aiファイルのプレビュー不良(10.6) »

[QR]QRバーコードを作る(商用向き)【その2】

【その1】[LINK]OpenNewWindow
ちょっと大げさですが
作業の流れと注意点を書きました。

 

【1】依頼と入稿
まずは入稿がありますね。

960x720_qr_01

■文字

■メーカー拡張コード
があります。

 

■文字データについて
その1で書いたように
QRバーコードはJIS X 0510 2004[LINK]OpenNewWindowで規定がありますので
■数字:
0〜9(ASCII値0x30〜0x39)

■英数字:
0〜9(ASCII値0x30〜0x39)
A〜Z(ASCII値0x41〜0x5A)
スペース、$、%、*、+、-、.、/、:の9個の記号
(ASCII値0x20,0x24,0x25,0x2A,0x2B,0x2D〜0x2F,0x3A)

■8ビットバイトモード:
JIS X 0201-1997[LINK]OpenNewWindow(ASCII値0x00〜0xFF)に基づく文字
英小文字a〜z(ASCII値0x61〜0x7A)はこのモードに含まれます

■漢字モード:
JIS X 0208に基づくShift-JIS漢字

までになりますので
X 0213:2004で追加になった文字や
機種依存文字

原稿に含まれていない事を確認します。


 

■メーカー拡張コード
クライアントがメーカー拡張コードを使う場合

●メーカー専用バーコードを用意する
●混在モードで記述する

この2通りの方法があります。

■メーカー拡張(識別子)は以下
各社共通
http (URLの自動リンク)
@(メールアドレスの自動リンク)
TEL:(電話ダイヤル起動自動リンク)
MAILTO:(メールアドレス起動自動リンク)

●Docomo
MEBKM:(ブックマーク)
LAPL:(アイアプリ登録)
MATMSG:(メール送信)
MECARD:(アドレス帳登録)

●SOFTBANK
著作識別
J J1
L L1

■拡張コード
●Docomo
TITLE:
URL:
ADFURL:(iアプリ用)
CMD:(iアプリ用)
PARAM:(iアプリ用)
TO:
SUB:
BODY:
N:
SOUND:
TEL:
EMAIL:
●SOFTBANK
MEMORY:(アドレス帳登録)
NAME1:
NAME2:
MAIL1:
MAIL2:
MAIL3:
TEL1:
TEL2:
TEL3:
MAILTO:(メール送信)
SUBJECT:
BODY:

●AU
MAILTO:
SUBJECT:
BODY:
TEL:
住所:(地図リンク用)
MEMORY:
NAME1:
NAME2
TEL1:
TEL2:
MAIL1:
ADD:

と各メーカー
■メール送信
■アドレス帳登録
はあり
それぞれ
拡張された機能に対応した
コードが指定されています。

 

拡張コードを利用する場合は
クライアントから
『アドレス帳に登録してほしい』

『メール送信画面を出してほしい』

の具体的な依頼があると思います。

そこで
Qr8

どう作るのか?判断がありますね。

 

■入稿内容

概ね入稿内容はURLかメールアドレスか電話番号
が多いと思います。

拡張コードは各社共通を使い
TEL
MAILTO
を入れる

■メール送信やブックマーク登録に
ドコモは『識別子』が必要です。

 

そこで検討が必要になるのが
『混在』記述です。

Screencapture00220623_132147

コードの原稿『前半部』に
各社共通事項を記述し
後半に『ドコモ用』のコードを記述する方法です。

この記述方法を使う事で
ドコモの識別子に対応出来ます。

【その3】[LINK]OpenNewWindowへ続く

|

« [AppleScript]htmlentities変換【Jedit版】 | トップページ | [QuickLook]aiファイルのプレビュー不良(10.6) »

Barcode2D」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。