[QR]QRバーコードを作る(商用向き)【その2】
【その1】[LINK]で
ちょっと大げさですが
作業の流れと注意点を書きました。
【1】依頼と入稿
まずは入稿がありますね。
■文字
と
■メーカー拡張コード
があります。
■文字データについて
その1で書いたように
QRバーコードはJIS X 0510 2004[LINK]で規定がありますので
■数字:
0〜9(ASCII値0x30〜0x39)
■英数字:
0〜9(ASCII値0x30〜0x39)
A〜Z(ASCII値0x41〜0x5A)
スペース、$、%、*、+、-、.、/、:の9個の記号
(ASCII値0x20,0x24,0x25,0x2A,0x2B,0x2D〜0x2F,0x3A)
■8ビットバイトモード:
JIS X 0201-1997[LINK](ASCII値0x00〜0xFF)に基づく文字
英小文字a〜z(ASCII値0x61〜0x7A)はこのモードに含まれます
■漢字モード:
JIS X 0208に基づくShift-JIS漢字
までになりますので
X 0213:2004で追加になった文字や
機種依存文字
が
原稿に含まれていない事を確認します。
■メーカー拡張コード
クライアントがメーカー拡張コードを使う場合
●メーカー専用バーコードを用意する
●混在モードで記述する
この2通りの方法があります。
■メーカー拡張(識別子)は以下
各社共通
http (URLの自動リンク)
@(メールアドレスの自動リンク)
TEL:(電話ダイヤル起動自動リンク)
MAILTO:(メールアドレス起動自動リンク)
●Docomo
MEBKM:(ブックマーク)
LAPL:(アイアプリ登録)
MATMSG:(メール送信)
MECARD:(アドレス帳登録)
●SOFTBANK
著作識別
J J1
L L1
■拡張コード
●Docomo
TITLE:
URL:
ADFURL:(iアプリ用)
CMD:(iアプリ用)
PARAM:(iアプリ用)
TO:
SUB:
BODY:
N:
SOUND:
TEL:
EMAIL:
●SOFTBANK
MEMORY:(アドレス帳登録)
NAME1:
NAME2:
MAIL1:
MAIL2:
MAIL3:
TEL1:
TEL2:
TEL3:
MAILTO:(メール送信)
SUBJECT:
BODY:
●AU
MAILTO:
SUBJECT:
BODY:
TEL:
住所:(地図リンク用)
MEMORY:
NAME1:
NAME2
TEL1:
TEL2:
MAIL1:
ADD:
と各メーカー
■メール送信
■アドレス帳登録
はあり
それぞれ
拡張された機能に対応した
コードが指定されています。
拡張コードを利用する場合は
クライアントから
『アドレス帳に登録してほしい』
や
『メール送信画面を出してほしい』
等
の具体的な依頼があると思います。
どう作るのか?判断がありますね。
■入稿内容
概ね入稿内容はURLかメールアドレスか電話番号
が多いと思います。
拡張コードは各社共通を使い
TEL
MAILTO
を入れる
■メール送信やブックマーク登録に
ドコモは『識別子』が必要です。
そこで検討が必要になるのが
『混在』記述です。
コードの原稿『前半部』に
各社共通事項を記述し
後半に『ドコモ用』のコードを記述する方法です。
この記述方法を使う事で
ドコモの識別子に対応出来ます。
【その3】[LINK]へ続く
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