[PDF Accessibility]【8】Accessible Font Encodings【アクセシビリティ】
PDFのアクセシビリティ・チェッカーPAC
スイスのaccess-for-all.ch[LINK]
で配布されている
PDF Accessibility Checker (PAC)で合格を取るためのメモ
一覧はこちら[LINK]
の記事を参照してください。
PDFの作成側の最重要チェック項目になります
PDFのアクセシビリティ
【8】Accessible Font Encodings
判定可能なフォントエンコード
(読み上げ可能って意味のようです)
| WCAG 2.0 | Principle 1: Perceivable |
| ISO 32000-1:2008 | Section 9.10.2: Mapping Character Codes to Unicode Values |
先にこちらの記事[LINK]
を読んで欲しいのですが
Windowsだと
MSゴシックやMSPゴシック
Macなら
Osaka等
一部のフォントと一部のアプリケーションにおいて
ユニコードにマップされずにフォントが埋め込まれます。
どんなにタグが付いていても読み上げ順を設定していても
ユニコードにマップされていないと読み上げられません。
PDF作成側で気づきにくいポイントでもありますので
まず最初に確認しましょう!
埋め込みでもローカルでも
ユニコードでエンコード(符号化)されている事が求められています。
OKな例として
サンプルフォントは新ゴUDです

ユニコードでマップされています。
NGな例として
サンプルフォントはOSAKA等幅です

字形としてマップされています
このマッピングについては
こちらの記事[LINK]
を参考にしてください。
【8】Accessible Font Encodings
判定可能なフォントエンコード
WCAG 2.0 Principle 1: Perceivable
原則 1:知覚可能 - 情報およびユーザインタフェースの構成要素は、ユーザが知覚できる方法でユーザに提示可能でなければならない。
ISO 32000-1:2008 Section 9.10.2: Mapping Character Codes to Unicode Values
9.10 ExtractionofTextContent
9.10.2 Mapping Character Codes to Unicode Values
9.10.3 ToUnicode CMaps
10.3で仕組みを解説しています。
字形とユニコード値をCmapで管理しています。
詳しくはこらの記事[LINK]![]()
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