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[PDF Accessibility Tags]Ruby【アクセシビリティ・タグ るび】

PDFのアクセシビリティ・タグ
Rubyについて

Rubyタグは
PDF 32000-1:2008
Table 338 – Standard structure types for inline-level structure elements (continued)
に記述があります。

Structure TypeDescription
Ruby(Ruby; PDF 1.5) A side-note (annotation) written in a smaller text size and placed adjacent to the base text to which it refers. A Ruby element may also contain the RB, RT, and RP elements. See “Ruby and Warichu Elements” in14.8.4.4, “Inline- Level Structure Elements,” for more details.

↑上記の記述にもある通り
Ruby ルビの全体
RB (Ruby base text)るびがふられている文書
RT (Ruby annotation text) 注釈としてのルビ部分
RP (Ruby punctuation)ルビで使われた約物
構造としてあります。
ルビの位置関係を
RubyAlign 
RubyPosition

指定するようですね。

 
■ルビにはRubyタグを付加する
■読み上げからは除外する

この2点で利用者(アプリケーションを含む)は
その文字が『ルビ』である事がわかり
読み上げからは除外する
ので、フレンドリーと言えると思います。

 


自分的に考えると
アクセシビリティなPDFのルビの処理は
■ルビにはRubyタグを付加する

Ruby(ルビ)を単体の構造以下に配置するか
Force4u00221113_160858

Anot(注釈)配下に配置する方法が考えられます
Force4u00221113_161438_2


 

■読み上げからは除外する
読み上げ順から外す方法が簡単ですね。
Force4u00221113_160816

Rubyにも読み上げ設定する場合には
必ず読み上げ順にコンテンツを配置して
Force4u00221113_160946

読み上げの後にルビが来れば
スクリーンリーダーの利用者にも問題ないだろうが
Force4u00221113_160910

ルビに読み上げ設定は不要でしょぉ

しかし
Rubyタグを付加するのは作業側にはかなりの負荷がかかります。
ルビをよけて読み上げ設定するのも結構たいへん
どうしたもんでしょ


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