[Dialog]Acrobatのダイアログ3種類の簡単な説明
AcrobatのJavaScriptエンジンには
3種類のダイアログボックスが用意されています。
App.alert
アラート[LINK]
App.response
レスポンス[LINK]
App.execDialog
実行形式ダイアログ[LINK]
の3種類です。それぞれ特徴があります。
私の理解している範囲ですが
説明してみたいと思います。
App.alert
アラートですね
一番わかりやすい文法ですし使い易い
■4種類の形式が用意されています。
■クリックしたボタンで戻り値が違います。
App.response
入力を求める対話式のダイアログ
■ユーザーに入力を求めます。
■入力ボックスは1つだけ
■伏せ字(パスワード等)も使えます。
■戻り値を使えます。
App.execDialog
自由度が高いけど文法作法が複雑なダイアログ
■チェックボックス ラジオボックスが使えます。
■項目の数や構成は自由に設定できます。
■文法作法が複雑
■戻り値はそれぞれ自由に使えます。
■戻り値の分岐も出来ます。
AcrobatのJavaScriptsは
主にフォームの中で使われる事が多いですから
ダイアログで入力を求める事自体が
ちょっとナンセンス?な感じですが
入力補助として、使う事があるかもしれませんね
alertの記事で書きましたが
alertの戻り値はダイアログの種類で違いますし
キャンセルに対してnullではなくて
戻り値が返ります。
処理の分岐等使える事があるかもしれません
PDFフォームを作る人は覚えておくと良いかもしれませんね
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