[execDialog]Acrobatのダイアログ(キャンセル制御)【その2】
AcrobatのJvascripts
execDialog
についての【その2】
データの取得とキャンセル制御
execDialogで実行したダイアログへの入力を
取得してフォームへ反映させるわけですが
■デフォルトの文言を指定する
■キャンセルに対しての制御
■その他について
の3つを書きます。
■デフォルトの文言を指定する
流れはこんな感じ
initializeで文言を指定して
↓
dialog.loadでダイアログに反映させます
「A9R182513.01e.pdf」をダウンロード[PDF]
■キャンセルに対しての制御
キャンセル対策って事ではないけれども
一般的には
ダイアログの呼び出し前に
値を初期化しておくとことで
ユーザーのキャンセル等対応するわけですが
初期化をしないと
上記のPDFでダイアログに対してキャンセルを選ぶと
戻り値が空になりますので『undefined』になるか
初期化されていない格納されている値が呼び出されます。
Acrobatには
そこを制御するためにok_cancelが用意されています。
ダイアログの結果自体は
commitへ処理されますが
ダイアログの対話処理の結果である
OKやCancelについての処理の分岐を作れるわけですね。
「A9R182513.02e.pdf」をダウンロード[PDF]
■その他について
execDialogにはOKとCancel以外の処理も用意されています。
otherです。
typeで
type: "ok_cancel_other"を選択して
otherを設定します。
※otherはOKでもCancelでもないので単体ではダイアログを閉じません。
閉じる場合にはダイアログを閉じる事を記述します。
逆に
ダイアログを閉じないので
『数値チェック』や『ダイアログ内での計算』等で使えます。
otherで閉じる場合は
と
こんな感じの記述で良いんじゃないでしょうか
「A9R182513.03e.pdf」をダウンロード[PDF]
続く
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