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[execDialog]Acrobatのダイアログ(キャンセル制御)【その2】

AcrobatのJvascripts
execDialog
についての【その2】

データの取得とキャンセル制御

execDialogで実行したダイアログへの入力を
取得してフォームへ反映させるわけですが

■デフォルトの文言を指定する
■キャンセルに対しての制御
■その他について
の3つを書きます。

 


■デフォルトの文言を指定する

Im00221206_73530

流れはこんな感じ

initializeで文言を指定して

dialog.loadでダイアログに反映させます


「A9R182513.01e.pdf」をダウンロード[PDF]新しいウィンドで開きます

 

■キャンセルに対しての制御

キャンセル対策って事ではないけれども
一般的には
ダイアログの呼び出し前に

Im00221206_100504

値を初期化しておくとことで
ユーザーのキャンセル等対応するわけですが
初期化をしないと
上記のPDFでダイアログに対してキャンセルを選ぶと
戻り値が空になりますので『undefined』になるか
初期化されていない格納されている値が呼び出されます。

Im00221206_74826_2

Acrobatには
そこを制御するためにok_cancelが用意されています。

Im00221206_75547

ダイアログの結果自体は
commitへ処理されますが
ダイアログの対話処理の結果である
OKやCancelについての処理の分岐を作れるわけですね。


「A9R182513.02e.pdf」をダウンロード[PDF]新しいウィンドで開きます

 

■その他について
execDialogにはOKとCancel以外の処理も用意されています。

Im00221206_85725

otherです。

typeで
type: "ok_cancel_other"を選択して

Im00221206_93156

otherを設定します。

※otherはOKでもCancelでもないので単体ではダイアログを閉じません。
閉じる場合にはダイアログを閉じる事を記述します。
逆に
ダイアログを閉じないので
『数値チェック』や『ダイアログ内での計算』等で使えます。

otherで閉じる場合は


Im00221206_85715


こんな感じの記述で良いんじゃないでしょうか


「A9R182513.03e.pdf」をダウンロード[PDF]新しいウィンドで開きます

続く

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