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[Acrobat]文書の検査からのメタデータ削除の注意点

■削除する項目をキチンと検討する事

例えば
閲覧者に取って有益な「しおり」を削除してしまっては、
容量が減ってもユーザービリティが悪くなりますから、本末転倒ですよね。

また
Website_image20120624_144002

この図の
「トリミングされた〜」を削除すると、
『マスクかかったテキストデータ』を

Website_image20120624_144118

削除した時に
マスクの順番やマスクのかけ方によって
Acrobatが勝手に(構造上の問題ですから勝手では無いけど..汗)
『非表示テキスト』に変換「生成」されてしまう事があります。

 


サンプル
こちらのPDFにはドキュメントサイズにマスクがかかっています

Website_image20120624_145600

この文書に対して
メタデータの削除「削除またはトリミングされたコンテンツ」の削除を実施すると
以下のように
テキストが「非表示テキスト」に変換されてしまいます

Website_image20120624_145612

 

■結論
「文書の検査からのメタデータ削除」は削除項目の選定に留意しましょう

シオリを削除したい時は使いますね。
後は
プレビュー等削除するぐらいにして
XMP等のメタデータはテンプレート用意してAdobe Bridgeで操作した方が良いでしょう


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