[Acrobat]文書の検査からのメタデータ削除の注意点
■削除する項目をキチンと検討する事
例えば
閲覧者に取って有益な「しおり」を削除してしまっては、
容量が減ってもユーザービリティが悪くなりますから、本末転倒ですよね。
この図の
「トリミングされた〜」を削除すると、
『マスクかかったテキストデータ』を
削除した時に
マスクの順番やマスクのかけ方によって
Acrobatが勝手に(構造上の問題ですから勝手では無いけど..汗)
『非表示テキスト』に変換「生成」されてしまう事があります。
サンプル
こちらのPDFにはドキュメントサイズにマスクがかかっています
この文書に対して
メタデータの削除「削除またはトリミングされたコンテンツ」の削除を実施すると
以下のように
テキストが「非表示テキスト」に変換されてしまいます
■結論
「文書の検査からのメタデータ削除」は削除項目の選定に留意しましょう
シオリを削除したい時は使いますね。
後は
プレビュー等削除するぐらいにして
XMP等のメタデータはテンプレート用意してAdobe Bridgeで操作した方が良いでしょう
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