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[AppleScripts]フォント・コレクションにフォントを追加する

AppleScriptを使ったフォントコレクションの操作
OSX10.6で確認しているので
最新のOSでは動作が怪しい

1:フォントコレクションを新規作成する
2:コレクションの名前をAdobeにする
3:著作情報にAdobeの文字があるフォントをコレクションに追加する

Website_image00280305_220344

実際の動作をYouTubeでどうぞ

20160306修正版


(*

addFontCollectionAdobe.scpt
20160305 初回作成 
201603004 displayed nameの処理を修正

フォントブックに登録されているフォントを調べて
コピーライトがAdobeの製品を
フォントコレクションに登録します。

*)



---フォントブックを起動する
tell application "Font Book" to launch

---フォントブック内での処理
tell application "Font Book"
---前面に
activate
---Adobeの名前のフォントコレクションの有無を調べます
set boolChFontCollection to exists of font collection "Adobe"
---もしAdobeのコレクションが無い場合
if boolChFontCollection = false then
try
---新しいコレクションを作成
set objFontCollectionAdobe to make new font collection
end try
---おまじないの1秒
delay 1
---作ったコレクション
tell objFontCollectionAdobe
---名前を変更
set name to "Adobe"
end tell
---おまじないの1秒
delay 1
tell font collection "Adobe"
---ローカライズ用?
set displayed name to "Adobe"
end tell
end if
-----全てのタイプフェイスを取得 リストに格納
set listAllTypeFaces to get every typeface as list
---ファイプフェイスIDの数だけ繰り返す
repeat with theFont in listAllTypeFaces
---タイプフェイスのプロパティを取得
set listFontProperties to properties of theFont
---プロパティの追加情報部を取得
set listAdditionalnfo to typeface additional info of listFontProperties
---エラーよけの初期化
set FBFaceCopyrightName to ""
---追加情報からコピーライト情報を取得
try
set lisFBFaceCopyrightName to FBFaceCopyrightName of listAdditionalnfo
end try
---もしも、コピーライト情報にAdobeの文字があったら
if lisFBFaceCopyrightName contains "Adobe" then
---Adobeのコレクションに追加する
add theFont to font collection "Adobe"
end if
end repeat
end tell


「addFontCollectionAdobe.scpt.zip」をダウンロード


------
余談
先日Adobeの制限フォントについて書きました
制限フォント
http://www.adobe.com/jp/products/type/font-licensing/restricted-fonts.html


許諾関係の文書って煙にまくような文章が多いのですが
Adobeのフォントについては
比較的わかりやすい文書になっている

Website_image00280305_222558

デザイナーさんが誤解しがちなのが
1:ソフトウェアとしての『フォント』と『フォントファイル』
2:フォントを利用して制作された2次制作物(ソフトウェアとしてのフォント以外)
この違い
Adobeのフォントについては、比較的安心して利用可能
ですが
TypeKitは別かな…
https://helpx.adobe.com/jp/typekit/using/font-licensing.html

TypeKitの場合は『そのフォントにアクセス可能な契約(クリエイティブクラウド契約等)が必須
その辺りを回避するために、ロゴやレターヘッド等長期に渡って使われる場合は
必要なフォントだけでも単体購入して
許諾を永続化させておくのと、クライアントが安心してくれる場合が多い
なぜか?
『厳密に』言うと、クライアントがロゴ等に使われたフォントを利用するために
クライアントにクリエイティブクラウド契約が必要になる『場合』があるからです。
↑(そこまで気にしなくても大丈夫な場合がホトンドですが…)
クライアントが大手の場合
この辺りはクライアントの法務部さんあたりとの話しになる場合もあるので
早めの段階で、「決めておく」事が吉

 


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