appleのOS付属のフォントのライセンスは以下
https://developer.apple.com/support/mac/licensing/
https://www.apple.com/legal/sla/docs/macOSBigSur.pdf
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E. フォント 本契約の契約条件に従って、お客様は、Appleソフトウェアの起動中にコンテンツを表示
およびプリントするために、Appleソフトウェアに入っているフォントを使用することができます。しか
し、お客様は、問題になっているフォントに付属する組み込み制限が許諾する場合のみ、コンテンツの
中にフォントを組み込むことができます。これらの組み込み制限は、Font Book/プレビュー/フォント
情報を表示、においてご覧になれます。
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要点:許諾の内容はFont Bookで確認しなさいってことですが
AppleのOSに標準でインストールされているフォントは『形態』が購入不能な物も多く
商用で利用するのには、いろいろな意味で適さないことが多いので
コンプライアンス面ってよりも、運用面で個別の書体を購入した方が良いことも多い
例:OSに標準でインストールされているフォント一覧
https://support.apple.com/ja-jp/HT211240
例えば『Avenir Next Regular』これを使って商用利用されるパワーポイント文書を作ったとします。
納品先がWINDOWSを利用している場合
WINDOWSユーザーが同じフォントを利用しようとすると購入が必要になりますが
購入出来るのは『Avenir® Next Pro Regular』となって『書体名が異なって』しまいます。
こんな意味でも、OS標準のフォントを使うより、購入し、許諾されたフォントを使う方が良い場合も『ある』といったことがあります。
制作環境が『自分完結』なら商用制作物に利用することに問題はありませんが
制作環境(クライアントや製版から出力まで含めて)が様々でしたらOS標準のフォントは使うべきでは無い『場合』もあることに留意しましょう。
なので、個別のファウンダリに許諾を確認するぐらいなら、フォントを買った方が良い場合も多いよ…って話でした(商用ならね…)
留意事項
一部 Apple製品のFontにはApple製品での利用に限る(制作物がApple製品で使われる前提であること)が含まれます
San Francisco や New Yorkが対象→詳しくはインストール時のライセンス画面を参照されたし
https://developer.apple.com/fonts/
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2.許可されたライセンスの使用と制限。
A.限定ライセンス。このライセンスの条件に従い、Apple Fontは、AppleのiOS、iPadOS、macOS、またはtvOSオペレーティングシステムで実行されるソフトウェア製品で使用されるユーザーインターフェースのモックアップを作成するためにのみ使用できます。
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この話って、前にも説明したと思うんですけど…○崎さん…笑