Acrobat Print

【必須】EQUIOS印刷ユーティリティ Rev1

EQUIOS印刷ユーティリティ Rev1


http://www.screen.co.jp/ga_dtp/product/equios/equios/


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単ページPDFの見開きページを2in1にする

年に数回、お願いされる事があります。
多くは、カタログPDFを「issuu.com」等に
アップロードする時に
見開きページを保持したい…なんてお客さん要望です。

印刷用では無い
issuu等1ファイル100MB制限等がある等々の理由から
品質はまぁWEB閲覧用相当で充分の場合

出来れば、制作側に作ってもらいたい所ですが
海外メーカーのカタログだったりするので、依頼される事があります。

具体的には
こんなイメージのPDFを

Website_image00270303_230328


こんな風にするわけです

Website_image00270303_230440


品質は「中低」程度で充分なので
CUPS-PDFで2in1印刷しても良いですが
今回もCUPSのスプールファイルを利用する方法が有効です。
詳しくはこちら
年に何回か受け取る 非常に困ったPDF その3(10.6.のAcrobatプリンターで作成されるPSファイルを利用する)


OS標準のプレビューの印刷
(1ページのイメージ数)を利用する事で
余白無しの、見開きに最適な2in1PDFを作る事が出来ます

Website_image00270303_230916


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年に何回か受け取る 非常に困ったPDF その5(10.6.のAcrobatプリンターで作成されるPSファイルを利用する場合のヒント その2)

先日の記事
年に何回か受け取る 非常に困ったPDF その3(10.6.のAcrobatプリンターで作成されるPSファイルを利用する)
https://force4u.cocolog-nifty.com/skywalker/2015/02/pdf-2e63.html

続き

画像で出力
Acrobatは画質を選べます

Website_image00270219_232818

一方Readerは
画質を選べません

Website_image00270219_232324

ちなみにReaderの画像で印刷は300ppiになります

そして
スプールされるデータが

Website_image00270219_233227


いきなりPDFになります

Website_image00270219_233239


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年に何回か受け取る 非常に困ったPDF その4(10.6.のAcrobatプリンターで作成されるPSファイルを利用する場合のヒント)

先日の記事
年に何回か受け取る 非常に困ったPDF その3(10.6.のAcrobatプリンターで作成されるPSファイルを利用する)
https://force4u.cocolog-nifty.com/skywalker/2015/02/pdf-2e63.html

使った
CUPSのスプールデータを利用する方法でのヒント
便利な設定

設定を変更する事で
アカウントパネルに『グループ』設定が表示されますが
そこで
プリント関連のグループに
自分を追加しておくと、アクセス権の処理が不要になり便利です

Website_image00270219_00716

Website_image00270219_00725


アカウントにグループ出すのは
ターミナルにコマンドでdefaults writeすれば表示されるようになります

defaults write com.apple.systempreferences com.apple.preferences.accounts._showallgroups -bool YES
defaults write com.apple.systempreferences com.apple.preferences.accounts.outline.groupparent -bool YES
defaults write com.apple.systempreferences com.apple.preferences.accounts.outline.usersparent -bool YES

ユーザードメインの設定ファイル『com.apple.systempreferences』

com.apple.preferences.accounts._showallgroups

-bool (Boolean)

YES又はTRUEを設定すれば表示されます。


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【再考中】なぜ?印刷時に文字化けして出力されるのかーその2 CID GID

昨日の続きです
【再考中】なぜ?印刷時に文字化けして出力されるのか
https://force4u.cocolog-nifty.com/skywalker/2015/02/post-fd60.html

CID
Character Identifier

GID
glyph Identifier

-----------
まずはOSAKA

Website_image00270216_235656


CIDが無い


-----------

変ってヒラギノ明N

Website_image00270216_232446

Website_image00270216_232314

-----------
最後に源角JP

Website_image00270216_233406


Website_image00270216_233437


-----------


もしや、『CID=GID』を前提にしているプリンタが……

迷走中
続く


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【再考中】なぜ?印刷時に文字化けして出力されるのか

非ポストスクリプトプリンターを利用していると
比較的発生する事が多い「印刷時の文字化け」についての自分メモ

かなりマニアック…笑なので、ビギナーには向かない内容です(あしからず)


「見た目の文字で検索出来ない」PDFについては以前書きました通りで
PDFlib FontReporter【文字を検索出来ないPDF】
https://force4u.cocolog-nifty.com/skywalker/2010/08/pdflib-fontrepo.html


作成したアプリケーション

使用したフォント

PDF化する方法


組み合わせで、どうしても検索出来ないPDFは出来てしまいます。
これと同じ事が
プリント時に発生するわけですが
基本的には「プリンタードライバー」の組み込みに依存します。
そのため
利用されているプリンタドライバが対応していない場合
印刷時の文字バケを回避できないPDFがあります。
そのため、Acrobatでは


Website_image00270214_92802


「画像として印刷」が用意されているわけです


説明用文章(書きかけ)
----------------------------

フォント『OSAKA』『新ゴ』『Source Han Sans JP』を使って説明します。
各フォントで「美しい日本語」をPSにプリントします。

アプリケーションはJEDIT

Website_image00270213_235513


Website_image00270213_235527


Website_image00270213_235541

出来上がったPSファイル

Website_image00270214_93441


この時点で、すでに「フォントの送り」方法が異なります。


----------------------------

まずはOSAKA

Website_image00270213_235741


以前書いたLINK通りで
OSAKAはPSに添付されている字形とだけ紐付きます

FontReporterの画面
Website_image00270213_235929


MorxTesterの画面
Website_image00270214_00333


OSAKAでプリントしたPSは文字コードともGIDとも紐づかない
そのため見た目の文字通りは検索出来ない仕上がりになります。
ですが
OSAKA内部には、文字の名前としてSJISコードを持っていたりします。


Website_image00270214_91506

----------------------------

続いて
優等生新ゴ

Website_image00270213_235703


新ゴは
文字コードとGIDの両方を送っています
文字を検索可能なPSです(文字コードがあるから)


FontReporterの画面
Website_image00270214_00005


MorxTesterの画面
Website_image00270214_00345


優等生です。

----------------------------

最後に
Source Han Sans JP

Website_image00270213_235653


CIDだけと紐づきます
このタイプは多くの非ポストスクリプトプリンターで文字バケます


FontReporterの画面
Website_image00270214_00048

MorxTesterの画面
Website_image00270214_00321

MorxTesterではCIDは確認出来ないので
OTMaster Lightの出番です
https://force4u.cocolog-nifty.com/skywalker/2014/12/sourcehansans-5.html

OTMaster Lightの画面
Website_image00270214_90853


一般的なポストスクリプトプリンターの場合
cMapを積んでいるので文字バケしないが
多くの非ポストスクリプトプリンターの場合
このCIDだけ送られるプリントデータで文字形を正しく反映出来ないわけです。


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商用印刷用データの場合、今回の事例は気にする事はありまり必要ありませんが
画面表示用やユーザーが印刷する事を想定している場合
制作時から、この「CIDを送るフォントとアプリ」の組み合わせには留意が必要です。

制作開始してから早い段階で以下の確認を

1:PDF化した時に文字化けせずに出力可能か
1−1:ポストスクリプトプリンタで確認
1−2:非ポストスクリプトプリンタで確認

2:PDF化した時に文字を検索可能か
2−1:イラストレーターPDFやインデザインPDFでの文字検索
2−2:PS吐いてからのディスティラーPDFでの文字検索


出来上がってから「文字が検索出来ないんだけど」…なんて言われたら…
お〜怖い

まずは、PDFになった場合
「フォント」と「制作アプリケーション」の組み合わせで

「文字が検索出来ない」組み合わせがある事

「印刷時に文字化けする」組み合わせがある事

この2点を知っておきましょう


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MorxTesterは以下から
https://developer.apple.com/fonts/

Website_image00270214_100609

こちらのAcrobatコミュニティフォーラム (Japan) > ディスカッションの記事に反応
https://forums.adobe.com/thread/1705112

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年に何回か受け取る 非常に困ったPDF その3(10.6.のAcrobatプリンターで作成されるPSファイルを利用する)

年に何回か受け取る 非常に困ったPDF
今回の場合の回答編
その1
https://force4u.cocolog-nifty.com/skywalker/2014/02/pdf-24f0.html
その2
https://force4u.cocolog-nifty.com/skywalker/2014/02/pdf-1b92.html

トリッキーな方法ですので、ビギナーユーザーには不向きかもしれません。

前提〜前準備
海外のメーカー(米)のプロダクトカタログで
用紙サイズはインチ系です。
主要なページが画像のみですが、一部のページに文字コンテンツもある。
画面表示用(中にはプリントアウトする人もいる想定)
ちょっと急ぎ

本来は、制作者に作り直してもらいたいのもヤマヤマですが
まぁ、そんな事が可能なのは稀ですしね…(海外だし…汗)


ポイントは「用紙サイズ」への最適化(フィット)が必要なデータ


10.5の機器が用意出来れば簡単なんですが
10.5の機器が用意出来ない
急ぎでなければ
PDFをページ毎に分割して
インデザインに配置してPDF化とかもアリかもしれませんが
ページ順の確認が必要になったりするのは、ゴメンです
CUPS-PDFで印刷しちゃうのも簡単ですが
(CUPS-PDFについてはこちら
今回はちょっと「ひねって」処理してみます。
10.6.8とAcrobat8のPDFプリンターを使います。

10.6.8の機器で処理します。
Acrobat8をインストールしておきます
Acrobat8はこちらから入手できます

Acrobatプリンターを設定しておきます。
PPDはTureFlowのを利用します。(ブリード設定があるので)Acrobat8のPPDでも問題ありません。
TureFlowのPPDはTrueflow印刷ユーティリティ2.6の中にあります
http://www.screen.co.jp/ga_dtp/product/trueflow/trueflow_se/

無理にAcrobat8のPDFドライバーを使う必要は無くて
一般的なPSプリンターのドライバーなら同じような動作になります。
余白0のためにPPDはAcrobat8やTureFlowのPPDが必要なだけです。


OSも10.6以外でも一般的なPSドライバーを利用すれば
同じような処理になりますので参考にしてください


前準備はここまで
さて行ってみましょう!

元のPDFはこんなの…汗
ページサイズが異なる部分が多数あります

Website_image00270207_232848

ページサイズは2種類で
縦1メーター…汗のサイズと

Website_image00270207_232755

縦2メーターのサイズ…滝汗

Website_image00270207_232804


まず
前準備で設定したArobat8のPDFプリンターを停止します
これが重要です…笑
繰り返しになりますがArobat8のPDFプリンターである必要はありません。
一般的なPSプリンタードライバーならたぶん大丈夫です。

Website_image00270207_233921

ではAcrobat11で(おいおい今度は11かよは無しで…笑)
印刷します。
確認はしていませんがAdobeのReaderでも可能なはずです。


Website_image00270207_233806


用紙サイズをインチ系(今回はレターです)に設定後
用紙サイズに合わせて印刷を指定します。
詳細設定はお好みで、印刷を実行します。

すると
CUPSのディレクトリにスプールファイルが生成されます

Website_image00270207_234053

これは中身はPSですので
拡張子をPSに付加して

Website_image00270207_234113

ディスティラーの、お好みの設定でPDFに変換します

Website_image00270208_103053

出来上がりPDFは全ページ
レターに収まるようになり、期待値です

Website_image00270207_234314_2


10.6からOSXのセキュリティ設定が変わり
AcrobatPDFプリンターからPDFを作成出来なくなりました
トリッキーな方法ですが、ドライバーとしては利用する事が出来ます。


ワンポイント
ディスティラーのデフォルトページサイズを
ターゲットになる仕上がりサイズの設定(プリントした時のページサイズ)に
設定しておかないと、意図としたサイズで仕上がりません。

Website_image00270208_01402

海外のカタログデータって、今回のようなデータが多いです。
CMSと連動するシステムを利用して、カタログ作成しているらしく
Windowsのサードパーティ製のAPIとか使って作っている事が多い
最近はダイブ慣れっこになりました、今回の作業ですが
他に良い方法が無いか、模索中です。

応用編になりますが
OS標準のプレビューを使ってキューに追加すると


Website_image00270208_105936


生成されるスプールファイルは


Website_image00270208_110031

いきなりPDFだったります


Website_image00270208_110043


(こっちの方が簡単じゃん!ってのは無しで…笑)


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[ReaderX]PDFの一部分だけをプリントする

大きいPDFの一部分だけ
必要な部分だけを印刷します
Adobe ReaderXを使います。

■ReaderxでPDFを開きます
■スナップショットツールで印刷する部分を選択します。
■プリントします。

以上の3工程です。


■ReaderxでPDFを開きます
Image00221220_134933

こんな感じのPDFです。

■スナップショットツールで印刷する部分を選択します。


Acrobat_02

スナップショットツールを起動して
印刷したい部分を選択します

Acrobat_05


Acrobat_04

■プリントします。

Acrobat_06

スナップショットツールで
選択した
選択範囲だけが印刷されます。

ちょっとした印刷する時や
資料用にクリップしたい時なんかに有効ですね。

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