[execDialog]AcrobatのJavascriptsダイアログ【最終回】
AcrobatのJavascriptsでダイアログ制御の最終回
今迄の経過は
ダイアログの概要[LINK]と
【その1】[LINK]【その2】[LINK]【その3】[LINK]【その4】[LINK]も参考にしてください
■起動時に実行させる
■レイヤ制御等
の2点でこのシリーズ?は終わりにします。
まずはファイルを
■起動時に実行させる
起動時にスクリプトを実行させるのは
ドキュメントレベルのスクリプトになります
ファンクションに内容を記述して
ファンクションを呼び出す記述をすればOK
バージョンチェック後に
ダイアログを呼び出すような内容になっています。
ダイアログは前回やったように
トップレベル(文書レベル)に記述していますので
後でも使えます
■レイヤ制御等
レイヤードPDFの
レイヤのON・OFFを使って
見た目を工夫する事が出来ます。
このような動作は
デザイナーさんと相談して決めて行けば良いですね
まぁ
簡単な物なら自分で書いても良いし
素材集とかでも良いですね。
後は
ShowHideを使って
添付パネルのOnOffなんかも良いかもしれません。
こんな風に流れますので
cancelなら『ドキュメントを閉じる』記述をすれば
キャンセルの後にも
アクションを実行させる事ができますね。
マルチライン【multiline: "true"】の
スタティックテキスト【type: "static_text"】は
テキストがコピー出来ますので
住所や電話番号とか.....
URLとか....
メールアドレスとか?
ユーザー名とパスワードとか?
なんだろ後......を表示させるのもアリかも
自分まとめ
必要に迫られてドキュメントを見ながら
自分が勉強した感じですが
AcrobatのJavascriptは作法に戸惑いを感じましたが
まぁ
工夫次第で『ある程度』は出来る事がわかりました。
注意点としては
文字コードと改行コードが
実行するマシンに依存するので
現時点では
MacintoshならMacSJISのMac改行
WindowsならWinSJISのWin改行
でないと日本語が通らないのが意外ですね。
まだ
AcrobatのJavaScriptエンジンがUTF8化されていないわけです。
次のバージョンあたりでは
さすがに変更されるかもしれませんが
その時は
フォルダレベルのスクリプトの文字コードを変更しなくてはなりませんね。
ドキュメントに記述されたJavaScriptもどうなるか?
その時が来たら慌てたいと......笑